イベント 2022.08.03

インテリアライフスタイル2022
レポート2022年6月に開催されたインテリアライフスタイルTOKYOの様子をレポート。約3年ぶりとなる展示会に出展いたしました。

2022年6月、メッセフランクフルト ジャパン(株)主催のインテリアライフスタイルTOKYOが、約3年ぶりに開催されました。セラミックジャパンは2007年から、毎年継続して出展し、国内営業のツールのひとつとして力を入れてきました。新商品の発表や、カタログの更新などもこの時期に合わせることが多く、セラミックジャパンの年間スケジュールに必ず組み込まれているイベントです。中止の期間、私たちは新商品の発表などをwebやSNSを中心に発信しましたが、やきものには実際に手に取って見てみないとわからない部分が多くあるため、なかなか成約などには至らなかったケースがありました。展示会の存在はセラミック・ジャパンにとって大きなものだったと実感しました。そのため、今回の開催は非常にありがたいことでした。もちろん様々な不安はありましたが、充実した展示会になりました。


今年セラミック・ジャパンが出展した、インテリアライフスタイルTOKYOの特別展示ブースは毎年コンセプトとなるテーマが設定されて言います。2022年は「blooming」。花の成長過程をものづくりに照らし合わせて、企画開発から生産、ユーザーの手に届くまでのストーリーが感じられる展示内容がコンセプトです。

  • 葉皿 2021年発売<br>1995年のデザインをリニューアルして発売

    葉皿 2021年発売
    1995年のデザインをリニューアルして発売

    展示商品として、特別展示のテーマにも合う「葉皿」は、1995 年発表のものをデザイナーと共にリニューアルしたプレートのシリーズ。何度も試作を繰り返して完成しました。
    一枚一枚が異なる仕上がりになる窯変と呼ばれる釉薬を使用した一期一会の製品で、ブースの壁面に展示することで印象強く遠くからも目立つ展示になりました。

  • hanaemu 2022年発売<br>スタッフのアイデアから生まれた箸置き

    hanaemu 2022年発売
    スタッフのアイデアから生まれた箸置き

    会いたい人になかなか会えなくなってしまった暮らしの中で、遠方の方への贈り物として喜ばれるものをというコンセプトで企画・デザインされた花びらがモチーフの箸置きのシリーズ hanaemu。生産方法もスタッフが研究を重ね、グラデーションが美しい仕上がりになりました。展示会場でも目を引き、多くの方にご興味いただました。

開催初日から全国各地から多くの方が来場され、特別展示ブースは特に来場者で混雑しました。セラミック・ジャパンのブースへの来場者は3日間を通して約470名のお客様に足を止めていただき、製品へご興味、ご関心いただきました。以前からお取引があるお客様との久しぶりの挨拶もできましたし、新規お取引についてのお問合せも多くいただきました。葉皿とhanaemuは特に反応が良い印象。その他、クリンクルの花器や食器のシリーズも相変わらず人気がありました。デザイン系の学生の来場者も多く、製造工程や企画・開発のストーリーなど、質問も沢山いただきました。デザインを軸にものづくりに向き合うセラミック・ジャパンにとっては、将来のデザイナーに注目をいただけることは嬉しい限りで、早く一緒にものづくりができることを期待しています。

約3年ぶりとなる国内での展示会は、上々の結果で幕を閉じました。この展示会をきっかけにまた多くの方とご縁をいただきましたこと感謝いたします。皆様ご来場ありがとうございました。